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佐々木 茂美; 松木 信雄*; 高田 武雄*
Review of Scientific Instruments, 63(1), p.409 - 412, 1992/01
被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Instruments & Instrumentation)日本原子力研究所は理化学研究所と共同で大型放射光施設SPring-8の建設を進めている。SPring-8は挿入光源を主な光源とする放射光利用専用の施設であり、10keV程度のエネルギーの硬X線をアンジュレーターの一次光で発生させることが計画されている。原研では、この施設で用いられる挿入光源の原型となるアンジュレーターを試作した。このアンジュレーターは放射光用として初めて楔型磁極を用いたハイブリッド構造を採用しており、磁場周期長3.3cmのデバイスとしては世界最高の中心磁場5.9kGを発生出来る。本報告では、このアンジュレーターの詳細な磁場測定データから計算された放射光スペクトルについて発表するとともに、誤差磁場がスペクトルに及ぼす影響についても議論する。
佐々木 茂美; 高田 武雄*; 松木 信雄*; 佐々木 茂樹*; 大野 英雄
Proc. of the 1991 IEEE Particle Accelerator Conf., p.2715 - 2717, 1992/00
楔型磁極ハイブリッド構造のアンジュレータを製作した。このアンジュレータは大型放射光施設SPring-8用プロトタイプとして設計・製作されたものである。この装置の磁場周期長は33mmで、放射光発生用として初めて楔型磁極を採用しており、13.5mmの最小磁極間隔で0.59Tの軸上最大磁場を発生できる。このアンジュレータをSPring-8に挿入することにより、7~16keVのエネルギーの放射光をアンジュレータ一次光で発生できると期待される。